【前提条件】モチベーションをコントロールする自分の機嫌を決めている条件とは?

解説1:絶対的な真実が存在すると思っている

・自分の機嫌が変化するのは、単純に1点だけで、自分の思いと結果が違った時ですよね。それが、他人のせいであれ、自分のせいであれ、自分が思っている真実とズレた時に人は違和感を感じる訳ですね。

このようなことは、私達みんなが通ってきた学校教育と全く同じなんですね。

例えば、テストの回答のように、みんな共通の真実があると思ってしまうことが、自分の思ったことが、唯一の正解だと思ってしまい、それ以外を許さない方向に考えてしまうんですね。

なので、常に自分の中で対立軸を持って考える訓練を行いましょう。ニュースでも何でもいいので、自分の見た側の反対から見る癖を付けて下さい。

 

 

解説2:自分がコントロール出来ないことまで心配する

先程述べた通り、自分の機嫌は自分か他人が変化させるものといいました。ホントは、内的要因と外的要因に分かれます。この外的要因をやたらと広く捉えすぎると自分の機嫌がコントロールしにくくなります。

例えば、あなたが野外イベントを開催するとして、気温とか天気、お客さんがどれだけ来るかとかに気を向け過ぎるとかですね。

ストレスを多く考え過ぎると考えているだけで、何も進まないことになるので、一つ一つ片付けることが重要です。

原理的には、自分以外を変えることは出来ないので、コントロールできないものは、どんな結果でも褒めてやる気を上げてあげましょう。

でも、他人でも変わることありますよね。では、他人が変わるということはどういうことかというと、行動するようになるには納得させることが必要になります。ただし、人間は次の4つのパターンで、納得の仕方が異なるので、注意して下さい。なぜタイプ、どうしてタイプ、なにタイプ、今すぐタイプに分かれ、それぞれに納得ポイントが違うので、その納得ポイントを教えて上げることが大事です。詳細を話すと長くなってしまうので、別の動画にまとめてますので、そちらを参考にして下さい。

 

 

解説3:失敗に囚われ、他人を嫉妬したり、妬む

自分の機嫌を自分で悪くするパターンになります。失敗して悔しい、恥ずかしいなど、何かネガティブなことを思えば思うほど、深く囚われていきます。自分が思えば思うほど、他人に対しても厳しくなり、嫉妬や妬みの元になります。こんな状態では、コントロールどころではありませんよね。

なので、失敗は事務的に処理するか、人以外のせいにしましょう。面白い話ですが、失敗を自分や他人のせいにしない人の方が責任感が高くなることは人間心理学では、よく知られている話です。

例えば、仕事で失敗した時に、人のせいにすると、次回は◯◯しますとかの宣言させるようなソフト面の対策になり、結果、また不注意で失敗したり、他の人が失敗することになります。

逆に、仕事で失敗した時に、仕組みやシステムのせいにすれば、その仕組みに手を入れることで、徐々にでも、誰も失敗しない仕組みが構築できるようになります。

失敗した人が一番ダメな所わかるわけなので、失敗して何かネガティブなことを思うのではなく、失敗したら、それは改善の芽を見つけたと思ってやることが大事です。

 

まとめると、モチベーションをコントロールするためには、3つの条件をコントロールすることが大切です。3つの条件に共通することは、冷静な捉え方になります。起こった結果に対して冷静に捉えることで、成功に近い対策を考えることができます。感情的になると勢いやこれまでのノリ的な対策を考えてしまうことになるので、最終的に結果が出ない的外れなことになります。

ですから、計画する時は、俯瞰的に論理的に構築する、具体的には、自分の立場と相手からの立場から少なくとも考えるようにしてみて下さい。